クロスステッチ布の端っこが刺繍している途中でボロボロほどけてきてお困りの方へ。
ほどけてきた布端が糸に絡まったり、ステッチに巻き込んでしまったり・・・
そんなイライラを解決するクロスステッチ布の端の処理方法を5つご紹介します。
きっとあなたに合う方法が見つかるはず!
クロスステッチ布端の処理方法5選
さっそく布端の処理方法とそれぞれのメリット・デメリットをご紹介します。
ほつれ止め液を使う
1つ目はほつれ止め液を使う方法。
画像の「ピケ」は日本製のほつれ止め液で最もメジャーな商品です。
100均のほつれ止め液は選択NGですが、ピケは洗濯もOKなのでクロスステッチ作品にも安心です。
使い方としては、布端に直接ほつれ止め液を塗り込む方法と、ほつれ止め液を塗ってから切る方法があります。
私のおすすめは、ほつれ止め液を塗ってから切る方法!
やり方は切る前に切る部分にほつれ止め液を塗布。
ほつれ止め液が乾ききってから、はさみでカットします。
このやり方だと、布端に直接ほつれ止め液を塗るよりも簡単にムラなく塗れますよ。
手縫いでかがり縫いする
2つ目は手縫いでかがり縫いしていく方法。
失敗がなく、確実に端を処理できる一番ノーマルなやり方です。
針は手縫い針でもクロスステッチ針でもOK。
糸も刺繍糸でもしつけ糸でも手縫い糸でも何でもOKです。
5mmくらい間隔を開けて表→裏→表→裏と縫っていきましょう。
玉止めも不要です。
クロスステッチが完成したらかがり縫いの糸を抜けばきれいな仕上がりになりますよ。
ミシンで縫う
3つ目はミシンを使う方法。
ロックミシンをお持ちの方は「ほつれ止め」機能がありますので、一瞬で端処理作業が終わります。
ただ、ロックミシンをお持ちでない方も多いはず。
家庭用ミシンの場合は、「裁ち目かがり縫い」もしくは「ジグザグ縫い」の縫い目を使いましょう。
ロックミシンにはかなわないですが、ほつれ止めに似た効果があります。
ピンキングはさみで切る
4つ目はピンキングはさみを使う方法。
ピンキングはさみとは、刃の形がギザギザになっているはさみのこと。
私は日本製の「美鈴」というはさみを使っています。
やり方は通常のはさみと同じで布をチョキチョキ切るだけ。
あっという間に完了します。
布端がギザギザになるので、ほつれ度が減ります。
マスキングテープで覆う
5つ目はマスキングテープを使う方法。
instagramで教えていただきました。
やり方はマスキングテープを布端を覆うように貼り付けます。
簡単にできて便利でしたが、布にぴったりとは接着しないです。
どの布端の処理方法がおすすめ?
結論から言うと、自分に合った方法で処理するのが一番です。
- ロックミシンをお持ちなら一瞬で端処理が終わる
- 家庭用ミシンなら裁ち目かがり縫いorジグザグ縫い
- ピンキングはさみは時間がかからずお手軽
- ほつれ止め液は塗ってから切ると端がきれいに仕上がる
- ミシンやほつれ止め液、ピンキングはさみがなければ手縫いでもOK
- マスキングテープは貼ってはがすだけ
私は5つの方法をどれも試した上で、今は一番時間のかからないピンキングはさみが気に入っています。
ちなみにinstagramのフォロワーさんに聞いたアンケート結果は以下の通り。
みなさん各々使いやすい方法で端始末されているようです!
まとめ:クロスステッチ布の端を処理してストレスフリーに!
刺繍を始める前、若干面倒くさく思える布端の処理ですが、
やるとやらないとでは後工程のクロスステッチの手間と出来が変わってきます。
- ほつれ止め液
- 手縫い(かがり縫い)
- ミシン
- ピンキングはさみ
- マスキングテープ
今回はこの5つの方法をご紹介しました。
ぜひ自分に合った方法を見つけて、きれいに端処理をしてからクロスステッチをはじめてくださいね。